浪曲師・玉川奈々福さんの入門30周年を記念した佐賀2DAYSを開催！
1日目は当館にて、佐賀県伊万里市出身の浪曲師・港家小柳（みなとや・こりゅう）さんの
貴重な生前の独演会を収めたドキュメンタリー映画『港家小柳IN-TUNE』を記念上映し、
玉川奈々福さんの浪曲とトークを合わせてお楽しみいただきます。
■日時：2024年11月1日(金) 18:30開場／19:00開演
■料金：前売 3,500円／当日 3,800円（共に1ドリンク付き）
■場所：シアター・シエマ
■出演：玉川奈々福（浪曲師）／広沢美舟（曲師）
■上映作品：『港家小柳IN-TUNE』（監督：川上アチカ／2015年／日本／33分）
旅芸人の浪曲師として40年もの間活動し、芸の記録がほぼ残っていなかった港家小柳（みなとや・こりゅう）。
芸歴69年で初めて行った独演会の楽屋裏から舞台上の熱演までを追った短編ドキュメンタリー。
演じた『太刀山と清香の友情』では、豊かな演技力と、名人曲師・沢村豊子との圧巻の掛け合いを見せる。
＊港家小柳（みなとや・こりゅう）：佐賀県伊万里市出身。弟子の港家小そめとともに出演した、
映画『絶唱浪曲ストーリー』撮影中の2018年5月11日に永眠。
【玉川奈々福（たまがわ・ななふく）プロフィール】
神奈川県横浜市出身。浪曲師・曲師（浪曲三味線弾きのこと）。
三波春夫先生と同じ7月19日生まれ。
1994年10月、日本浪曲協会主宰三味線教室に参加。
1995年7月、二代目玉川福太郎に入門。三味線の修行をしていたが、師の勧めにより、
2001年より浪曲師としても活動。
2004年「玉川福太郎の徹底天保水滸伝」全5回、
2005年「玉川福太郎の浪曲英雄列伝」全5回をプロデュース、全10回公演がすべて大入り満席となる。
2006年12月、芸名を美穂子から奈々福に改め名披露目。
さまざまな浪曲イベントをプロデュースする他、自作の新作浪曲や、長編浪曲も手掛け、他ジャンルの芸能・音楽との交流も多岐にわたって行う。かに座のＯ型。
平成30年度文化庁文化交流使として、イタリア、スロベニア、オーストリア、ハンガリー、ポーランド、キルギス、ウズベキスタンの七か国で公演を行った。中国、韓国でも公演を行った。
第11回伊丹十三賞受賞。
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