※1月7日の緊急事態宣言の発令に伴い、『れいこいるか』上映記念 いまおかしんじ監督舞台挨拶は中止となりました。何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。
『つぐない』『あなたを待っています』のいまおかしんじ監督が震災直後から原案を温め、震災後25年の節目を前に作品化。
震災での娘の死を機に関係が悪化し、離婚した夫婦の絆の回復を、長田や三宮など神戸の街並みを舞台に描きだす。
監督が「今やるなら、これまでの月日を描こう」と心に決め、2017年1月から撮影を始めた本作は、
神戸の下町の風情が残る長田区の路地裏や酒店などを、いまおか監督自らが街を歩き回って探し出し、等身大の神戸を象徴する「震災前から残る風景」がロケ地に選ばれている。
『れいこいるか』の上映を記念して、いまおかしんじ監督の舞台挨拶を開催します。
ぜひご参加ください。
日時:1月18日(月)18:30~の回上映終了後(20:20~)※舞台挨拶からの参加も可能です。
料金:映画料金でご参加いただけます。
『れいこいるか』シアター・シエマにて、1月15日~21日上映
https://reikoiruka.net-broadway.com/
■お問合せ&お申込み:シアター・シエマ
電話 0952-27-5116(9:30~19:00)
メール(ticket@ciema.info)①氏名、②電話番号、③参加人数をご記入の上、ご送信ください。
いまおかしんじ 監督
1965年生まれ、大阪府出身。
瀬々敬久、神代辰巳らの助監督を経て『彗星まち』(95)で監督デビュー。
2011年にはクリストファー・ドイルを撮影にむかえた日独合作映画『UNDERWATER LOVE おんなの河童』を発表。
代表作に『たまもの』(04)、『つぐない 新宿ゴールデン街の女』(14)、『あなたを待っています』(16)など。
脚本家としても活動しており、『苦役列車』(12)、『超能力研究部の3人』(14)などがある。
いまおかしんじ監督より
「大切な人が死んで、残された人はその先をどうやって生きていくのか?
実人生の中で、映画を作ることの中で、ずっと考えている。
死んだ人のことを忘れたくない。時間がたてば忘れるというなら、忘れない方法はないものかと思う。
生きていた時に受け取った何かを何らかの方法で残したい。
だから俺は映画を撮るのかも知れない。
フィクションの中にその思いを無理やりねじ込んで死者とコンタクトする。
本作を撮りながら幾人もの死者の顔が浮かんだ。彼らが俺の後ろにいる。
不思議と背筋が伸びるのだ。
この映画は死んでいったたくさんの知人に捧げたい。
神代辰巳、川島伸夫、林由美香、向井寛、馬場当、しまだゆきやす、上野俊哉、鴨田好史、今岡隆則、伊藤猛、堀禎一、江利川深夜、櫻井拓也に捧ぐ」