「100年は帰れない」と言われた福島県東部の浪江町・津島で生きてきた人々の証言を記録した
ドキュメンタリー映画『津島 ー福島は語る・第二章ー』の上映を記念して、
佐賀出身の土井敏邦監督にご登壇いただき、舞台挨拶を開催いたします。
津島は、福島第一原発から北西に30キロも離れているにもかかわらず、
東日本大震災直後の事故により大量の放射性物質が降り注ぎ、
地域の大部分が「帰還困難区域」に指定されたまま、現在も多くの住人が帰れずにいます。
故郷を離れ10年以上を経た今も、人々の心の中には津島での日々がありました。
そんな住民たちの声を映像で残したいと訪ね歩き、
10ヶ月にわたるインタビューを敢行した土井監督にお話しをお聞きします。
■日時:2024年5月18日(土)、19(日)
12:10~15:35『津島 ー福島は語る・第二章ー』上映
15:40頃~16:10頃 土井敏邦監督舞台挨拶
■料金:一般 2,200円、シニア・ヴィンテージ会員 2,000円、学生 1,800円
※特別料金のため、招待券・会員無料ポイントはご使用いただけません。
■登壇者:土井 敏邦(どい・としくに)監督
1953年佐賀県生まれ。
1985年よりパレスチナ・イスラエルの現地取材。1993年より映像取材も開始し、NHKや民放で多くのドキュメンタリー番組を発表。
2009年4月に、ドキュメンタリー映像シリーズ『届かぬ声―パレスチナ・占領と生きる人びと』全4部作を完成、
その4部の『沈黙を破る』は2009年11月、第9回石橋湛山記念・早稲田ジャーナリズム大賞を受賞。
2012年7月、『飯舘村 第一章・故郷を追わる村人たち』(ゆふいん文化・記録映画祭/第5回松川賞)、2013年5月に『飯舘村―放射能と帰村―』を公開。
2019年には映画『福島は語る』(文化庁映画賞 文化記録映画優秀賞)。
主な著書に『占領と民衆―パレスチナ』(晩聲社)、『アメリカのユダヤ人』(岩波新書)、『「和平合意」とパレスチナ』(朝日選書)、
『沈黙を破る』(岩波書店)、『“記憶”と生きる―元「慰安婦」姜徳景の生涯』(大月書店)など多数。
■お問合せ&お申込み:シアター・シエマ
電話 0952-27-5116(9:30~19:00)
メール(ticket@ciema.info)「①イベント名、②氏名、③電話番号、④参加人数」をご記入の上、ご送信ください。
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▼映画『津島 ー福島は語る・第二章ー』
5/17(金)~5/23(木) 1週間上映予定